仮面を被った自分は偽りの姿?~本当の自分になれない(ならなくていい話)~

自分との向き合い方

こんにちは、いろとそらです。

皆さんは誰かと一緒にいるとき、

『自分は仮面をかぶっているな本当の自分でいられないな』

と感じた事はありますか?

ここで言う”仮面”とは、

相手に自分をよく見せようと偽っているのではなく、ただそれが本当の自分の姿じゃない

という状態です。

学生時代は特にこのことに悩まされ、自分らしさを見失ってましたが、

今は“仮面を被っている自分”に悩むことは少なくなりました。

今回は仮面を被った姿の真相向き合い方について話していこうと思います。

1.仮面を被った姿とは

(私の実体験になりますが…)

私は学生時代、誰かと話していても『自分は仮面を被っているなぁ』と思っていました。

例えば、本当はもっと明るくボケたりして会話に参加したいのに、

愛想笑いをして周りに合わせて過ごしているようになってしまい、

自分だけその空間から取り残されている自分を客観的に見ている自分がいるように感じていました。

具体的には、笑うタイミングで一緒になって思いっきり笑えないことがあったり、

自分の意見を言えなかったり、初めて会う同級生とも明るく話したいのに

敬語交じりでよそよそしくなってしまったりして、

「本当はもっと明るく人と接したいのに…!」という気持ちに悩んでいました。

感じ方は人それぞれだと思います💦)

2.仮面を被ること(本当の自分でいられないこと)はいけない事?

結論から言いますと、いけない事ではありません🙆

相手に偽りの姿でいるという心のもやもやは消えないかもしれませんが、

それが悪いことをしているわけではありません。

きっと、あなたも相手を嫌な気持ちにさせようとして仮面を被っているわけではないですよね…?

『誰かの前だと自然と仮面を被ったような自分になってしまう』

という感覚だと思います。

3.本当の自分でいるには(本当の自分にならなくていい話)

皆さんはここまでの話を読んで、また、今まで仮面を被っていると感じた経験から、

その姿直をしたいと思いますか?

偽りのない、本当の姿でいたいと思っていますか?

実は、あなたが仮面を被った偽りの自分だと思っている姿も ”本当の自分” なのです。

つまり、あなたは一度も仮面を被っていないし、本当の自分でいることが出来ているということです。

話がすぐにピンとこない方もいるかもしれませんが、私も初めはそうでした。

あなたは誰かといるときに、仮面を被った(と感じている)姿を選択して、

その自分でいるということ決めて過ごしているのです。

仮面を被っていない(=本当の私)になりたい」と思っているとしたら、

その選択をしたら今からでもなれるのです

例えば、私の場合、もっと明るくボケたりして会話に参加したいと思っていて、

そんな風に接する自分を選択すれば、仮面を被っていない本当の自分になれるということです。

今の自分を変えたいと思った方は、時間がかかるかもしれませんが、

繰り返し意識することで、思考や価値観、日々の選択は変えていくことができると思います。

ちなみに、私は、この原理を知ってから

以前仮面を被っていない(=本当の自分だと思っていた)姿を選択することはありませんでした。

今までなりたかった本当の自分の姿は、ただの理想の姿だったのです。

自然と今の”明るくない自分”でいることを選択していた姿を、

本当の自分の姿だと受容しました。

また、以前仮面を被っていると感じていた”明るくない自分”は、

きっと相手との関係において、自分の心が疲れないように、

程度な距離を保とうとしていたのかな、と思うようになりました。

そう思い始めてからは、どんな姿も本当の自分だと認めることができ、

”仮面を被った自分”と”本当の自分”とのギャップに悩むことが少なくなりました。

まとめ

・仮面を被った姿でいることは、いけないことではない🙆

・仮面を被った姿も、偽りのない本当の自分

(自分の生き方、過ごし方は自分自身で選択している)

・本当の自分とは理想の自分であって、本当の自分ではない

どんな自分も自分だと認めることで気持ちが楽になるかも→【アイデンティティ(自己同一性)の確立】

アイデンティティ(自己同一性)の確立と最後に書きましたが、

これは人間発達学において、『人が成長する過程で悩むこと』と言われています。

今 ”自分の姿” ”自分らしさ” に悩んでいる方も、

成長する上で自然な事なので、時間をかけて”自分”を見つけられたらいいなと思います💭

今日のお話はここまでになります。

またね、

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