こんにちは、いろとそらです。
今日は、私の “匂い酔い” について
話していこうと思います。
HSPの特徴の1つに、「刺激に敏感」である
ことが挙げられています。
刺激は、音や光、人がたくさん集まる場所など様々です。
私は匂いに酔いやすく、
これも“匂いという刺激に敏感”であることが関係していると思い、
このことを話してみようと思いました。
「においよい」…、なんだか嫌な響きですよね。(笑)
私の体験が、ぜひ参考になればと思います。
(※HSPの方でも、そうでない方でも、匂い酔いをする方しない方がいるかもしれません。
今回はあくまでも私の実体験を綴っていこうと思います。)
1.匂い酔いとは
皆さんは 匂い酔い ありますでしょうか…?
何かの匂いで気持ち悪くなり 酔ってしまう状態のことです。
ここで使われる ”酔い” は、アルコールの影響ではなく、
刺激によって気分が悪くなってしまう状態を意味します。
「乗物酔い」と同じような感覚です。
私が酔ってしまう “匂い” は具体的に、
- コーヒーの匂い
- ドクダミ(という草)の匂い
- その他、甘すぎたり、香りが強すぎたりする匂い
があります。
この匂いを嗅ぐと、気分が悪くなり、
吐きそうになる気持ち悪さ や 頭痛 が襲ってきます…。
2.いつから発症したのか、治るのか
私は中学生の時から 匂い酔いをするな と
感じるようになりました。
具体的なエピソード
1.コーヒーで匂い酔い
私はもともとコーヒー牛乳が好きで、
小学生の時からよく飲んでいました。
中学生になり、ある日突然、
コーヒー牛乳を飲んだあと、
体に残っているコーヒーの匂いで気持ち悪くなってしまいました。
最初は、「今日の体調のせいかな たまたまかな」と思い
あまり気にしていませんでした。
しかし、一度コーヒーで匂い酔いをして気持ち悪くなってしまったあと、
同じ状況を繰り返すようになりました。
決定的な出来事となったのは、ある日お友達とお出かけした日。
チェーン店のドリンク屋さんで、友達と飲み物を頼みました。
当時、その店舗にはコーヒーしか取り扱われていないと思っており、
コーヒーが含まれた飲み物を頼みました。
「一口飲んでも気持ち悪くならないし、おいしいし、きっと大丈夫…!」と思い
すべて飲みきりました。
「匂い酔いはもう大丈夫かな、いや大丈夫であってほしい」 なんて思いもありました。
しかし、数時間後。
帰りの電車で、体に残っているコーヒーの匂いによってものすごく気持ち悪くなり、
1時間、電車の席で横になる羽目となりました…。
とにかく吐きそうな状態がずっと続き、
目を閉じて音も遮断しないと、気持ち悪さが増悪するような状態でした。
友達と話すこともできず、申し訳ない気持ちでいっぱいでしたし、
周りの方もいる電車の中で横になることが、精神的にとても辛かったです…。
このことがあってからは、コーヒーは飲まないようになり、
コーヒーの匂いにも気を付けるようになりました。
2.ドクダミで匂い酔い
時々、コンクリートの隙間から生えていたり、
「ここは僕たちの領域だ!」と言わんばかりに
モリモリと育っていたりする “ドクダミ” を
知っていますでしょうか…?
名前も見た目も毒々しいですよね、私は苦手です✋(笑)
梅雨の季節になると、雨のもわっとした匂いと共に
ドクダミの香りも自然と香ってきて、
とても気持ち悪くなってしまいます…。
普通に生活していたら、散歩道でドクダミの領域に立ち止まらない限り
長時間ドクダミに晒されることはないと思います。
学生時代は、登下校や授業中にドクダミの匂いがして
気持ち悪くなってしまうことがありました…。
周りの子に「ドクダミの匂いがすごい(臭い、きつい、むり)」と言っても
「そうかな、わからない。敏感やね」と
よく言われました。
授業中などはドクダミから逃れられないので、ハンカチを鼻に当てて一時しのぎをしていました。
──その他、
車の芳香剤やお店の強い香りを、長時間嗅いでしまうと気持ち悪くなる
などがあります。
家族やお友達とお出かけをしていても、
比較的 自分の方が匂い酔いしやすいなぁ と感じることがありました。
匂い酔いは治るのか
匂いはどこにいても付きまといます。
体調が悪くなってしまうなら、匂い酔いを直したいのですが…
結論、私はエピソードの通り、匂い酔いは治りませんでした…。
今現在も治っていないので、コーヒーは飲まなかったり
苦手な匂いは避けたりして生活しています。
(※いつから匂い酔いをしやすいか、匂い酔いが治るかどうかなどは個人差があるかと思います💦)
3.匂い酔いとの向き合い方
私は匂い酔いが治っていないので、今も上手く付き合えるように意識して生活しています。
▽具体例▽
- 匂い酔いをするものは避ける(私の場合、コーヒーは飲まないなど)
- ハンカチを鼻に当てて、匂いをあまり嗅がないようにする
- 匂い酔いをしそうな時、ほかの匂いを嗅ぐ
- 周りに自分が匂い酔いしやすいことを伝える
効果があるかは人それぞれだと思いますが、
自分が落ち着く香水を嗅いでみたり、
自分の手のひらを嗅いで、自分自身の香りで匂いを紛らわしたりすると、
経験上、匂い酔いを軽減できるかもしれません。
4つ目の
『周りに自分が匂い酔いしやすいことを伝える』
これはとても大切だと思います。
匂い酔いしやすいことを伝えると、
周囲に気を使わせてしまう申し訳なさを感じてしまう人もいるかもしれません。
それでも、伝えないことで匂い酔いをして体調を悪くしてしまったり、
匂い酔いをしてしまうことで相手と楽しく過ごす時間を減らす原因になったりしてしまったら、
辛く悲しいことかなと思います…。
私の場合、コーヒーの匂いが苦手ですが、
コーヒーを好きな人は世の中にたくさんいますよね…!
実際に、家族や友達にコーヒーをよく飲む人はたくさんいます。
今は、周りに匂い酔いしやすいことを伝えているので、
みんな気にかけてくれて、体調が悪くなることを防げています。
家族とお出かけをするときは、
お父さんとお母さんが水筒にコーヒーを入れていくほど好きなので、
車の中で匂いが気になるときは 窓を開けて換気する
ようにしています。
そのことに家族も理解してくれています。
匂い酔いはない方がいいですが…、
気持ち悪くなってしまうものは仕方ないので、
上手く向き合えるようにしたいですね💭
ぜひ皆さんも自分自身を大切に、
自分のことは自分でコントロールできるように
一緒に取り組んでいきたいですね…♪
読者さんで、他にも匂い酔いの対処法がありましたら
ぜひ教えて頂きたいです…!
では今回はここまで、
またね✋
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